2012年6月22日金曜日

三芳庵別邸

兼六園の栄螺山の道向かい、瓢池の上に三芳庵別邸はありました。
少し奥まっていることと、家の構えが立派なためか、お客も少なくお茶や、昼食を取りながら景色を眺めるのを楽しみにしていました。
冬になると、かすかに石油のにおいをさせながら燃える、石油ストーブの「ぼっぼっ」という音も、子どもの頃の実家のような気分にさせてくれました。
縁側の引き戸も、建築当時のものなのか、ねじ込み敷きの鍵と、はまっているガラス板も少しゆがみがあって、外の景色を色々に変えて見せてくれました。










http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/point.html#
ここの地図にはその建物の配置がまだ残っています。

この建物も、耐震性の問題ということで、2009年には取り壊されなくなってしまいました。2000年以降、金沢城周辺は大きく景観が変わっています。変わる前の街で過ごしたものには寂しいですが、移り変わった中で、それを懐かしいと思うであろう人たちが今暮らしているのでしょう。

           取り壊し前の建物の前の石灯籠と、石灯籠と石畳だけが残ったところ



 



最後に、別邸の掛け軸を。

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